妊娠高血圧症候群ってどんな病気?原因と治療法

スポンサードリンク

 

毎回妊婦健診に行くと、血圧を測ったり尿検査を皆さんしますよね?
その理由は、妊婦さんの健康状態を見るだけでなく、妊娠中のトラブルを早期に発見する意味があるのです。
代表的なのは〝妊娠糖尿病〟〝妊娠高血圧症候群〟
今回は〝妊娠高血圧症候群〟についてお話しますが、どちらも自覚症状が出にくいので注意が必要です!

 

妊娠高血圧症候群って?

11

妊娠前は高血圧でなかったけど、妊娠中期以降に「高血圧」「尿たんぱく」を伴う場合に診断されます。
ただし、もともと妊娠前から高血圧や蛋白尿があった場合には、高血圧合併妊娠や腎疾患合併妊娠という病名になります。
これは、母体や胎児に色々な障害を起こすことが多い妊娠中の異常です。
特に「高血圧」は血圧が正常な妊婦さんとは区別し、より慎重に管理しなければならないと言われています。

妊娠による血液量の増加に伴い、母体の血管への負担が大きくなると発症します。
兆候としては「頭痛」や「目の前がチカチカする」という症状が見受けられますが、ただの体調不良と見過ごしてしまいがちで、妊婦さんの20人に1人の割合で起こるとされており、決して油断できない病気です。

 

どうしてなるの?

妊娠高血圧症候群が起こる原因は、はっきりと分かっていません。
ですが、妊娠15週頃までに、胎盤の血管が上手く作られなかったという説が有力だと言われています。
胎盤から赤ちゃんへの酸素や栄養の受け渡しが十分でないと、子宮や赤ちゃんが大きくなったときに適応できなくなります。
そのため母体全身の血管が傷つけられ、血圧が上昇すると考えられています。
特に、以下の項目に当てはまる方は「なりやすい」と言われています。

・高血圧の家系
・高血圧、腎臓病、糖尿病などの持病がある
・肥満体型
・35歳以上の方
・多胎妊娠
・妊娠してから急激に体重が増えた。
・過去に妊娠高血圧症候群になったことがある

必ずしも発症するわけではありませんが、当てはまる項目が多い人は十分注意してください。

 

母体や胎児への影響

血圧がコントロールされ、妊娠経過が順調ならば赤ちゃんにはあまり問題はありません。
しかし症状が進むと、母子に影響する合併症がおこる場合があるので要注意です。

母体への影響
・常位胎盤早期剥離、痙攣、脳出血、帝王切開
胎児への影響
・発育不全、死産

 

治療法と予防

妊娠高血圧症候群と診断され、軽症の場合は安静と食事療法がおこなわれます。
血圧が上がらないように日頃から安静を心がけ、塩分を控えた食事を行います。
自宅でも血圧を測れるよう準備し、毎日計測して病院側と体調の管理をします。
血圧をコントロールする薬もありますが、これは妊婦さんには禁止されている薬がほとんどなので、基本的な治療法は体調管理という形になるでしょう。
また、重症と診断された場合は入院管理という形になります。

妊娠高血圧症候群の予防は、まず第一に妊婦健診を定期的にしっかり受けることです、
尿検査や血圧測定は早期発見に繋がるので、自分でも意識して見てみましょう。
減塩食事を心がけ、睡眠不足に陥ったりストレスを貯めないよう規則正しい生活を心がけましょう。
急激な体重増加も身体には負担がかかるので、適切な体重管理も重要です。

 

最後に

12

妊娠前はどんなに健康だった人も、妊娠することによって急な体調不良に見舞われることがあります。
しかしこれは全員に言えることであり、貴女だけの話ではありません。
日々の体調管理を心がけ、定期的な妊婦健診はしっかり受けましょう!
早期発見によって今後の生活が変わってきます。
自分のために、赤ちゃんのために、意識しながら楽しいマタニティライフをおくりましょう!

 

スポンサードリンク
スポンサードリンク